2023/07/01 01:33


先日の革日和のイベントでも持参、紹介させていただいた木工バイスを使用した刻印の打ち方です。
ヌメ革の場合は濡らすときれいに取れにくい刻印を押すことができます。
刻印にかかる時間は、ほんの一瞬でOK。
長時間挟んだままにしておく必要はありません。
木工バイスを使用するメリット
・ホームセンターで購入できるものだけで刻印が打てる。(少し工作が必要です。)
・高価なハンドプレスなどが必要ない。
・打刻より安定した刻印が打てる。
・刻印の深さを調整できる。
・持ち運びが容易。
木工バイスを使用するデメリット
・奥行きが狭いため、大きい革の中央には押せない。
・並行を出す等の調整が必要。
・力に限界があるため、大きすぎる刻印には使用できない。
多少のデメリットはあるものの、刻印を入れる道具としては非常に優秀で、ハンドプレスで安定して入れにくい刻印(線の細い刻印等)では重宝します。
特に、ハンドルを回す量で毎回決まった深さの刻印が打てるのは良いです。
子供でも失敗しにくので、ワークショップなどでも使いやすいです。
ご参考までに。